前回、理社の勉強法を変えてうまくいった話について書きました↓
理科と社会は、覚えることが多いので定期テストごとにこまめに復習することが重要な教科だと考えています。算数に比べて後回しにしがちですが、成績の安定や自尊心の向上には重要であり、うちの子の場合は、アウトプットよりもインプットに重点を置く勉強法で成績が安定しました。
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家庭での勉強時間はどれくらいとれているか?
今回は同じように家庭での勉強時間と算数の勉強法について書きたいと思います。まだ完璧な勉強法やリズムは確立できていません。塾では小5になったら家庭学習の時間を週600分つまり10時間とるように言われています。
算数 | 国語 | 理科 | 社会 | 合計 | |
小4 | 150分 | 120分 | 60分 | 60分 | 390分 |
小5 | 240分 | 120分 | 120分 | 120分 | 600分 |
勉強とゲームに関するルールを3月末に変えてから、勉強時間が格段に増えた息子。その成果がでて4月末の組分けテストでは4教科偏差値では自己ベストを更新できました。
4月の勉強時間はどうだったかと言うと・・・
教科 | 学習時間 | 3/25週 | 4/1週 | 4/8週 | 4/15週 | 4/22週 |
算数 | 16時間14分 | 5時間12分 | 1時間49分 | 4時間9分 | 2時間39分 | 2時間25分 |
理科 | 9時間6分 | 1時間46分 | 42分 | 1時間35分 | 2時間35分 | 2時間28分 |
社会 | 7時間45分 | 1時間10分 | 49分 | 1時間6分 | 2時間21分 | 2時間19分 |
国語 | 5時間52分 | 1時間45分 | 1時間14分 | 0分 | 55分 | 1時間58分 |
合計 | 38時間57分 | 9時間53分 | 4時間34分 | 6時間50分 | 8時間30分 | 9時間10分 |
こんな感じです。勉強ログが取れるアプリで本人に記録させているのでかなり正確なはずです。勉強した時間分だけゲームやYouTubeに使えるルールにしているので、1分1秒も無駄にせず入力しています(笑)。つまり、これと同じ時間、ゲームをしているということなのですが・・・^^;
春休み中の春期講習の宿題が毎日あった3/25週と、組分けテスト前の4/22週は、目標の10時間に迫る勉強時間です。4/1週は春期講習明けに旅行に行ったのもあって勉強時間が減っています。普段の勉強時間としては7-8時間でしょうか。ルールを変える前は、週 4時間半くらいでしたので、倍増しました!
ちなみに組分けテスト後のGWの4/29週は2時間3分でしたので、かなりメリハリついてます(笑) GW中はその前の週で貯めた勉強時間を使って、ゲーム三昧な生活を謳歌していました。
これを見ると分かるように、一番時間を使っているのはやはり算数です。本人が好きだという理由もあります。
算数の成績
算数の勉強法も小4の9月頃を境に変更しました。変更後から小5の4月の組分けテストまでの平均偏差値は65.1です。それ以前の小4の5回分の組分けテストの平均偏差値が57.6なので、今の勉強法がいまのところは合っていると判断しています。
勉強法をどう変えたか
では、算数の勉強法をどう変えたか?
以前の勉強法
演習問題集の所定の範囲をさーっと1回通りやる。で、終わり。余裕があれば最難関問題集も。これまた理社と同じで、問題数をこなすこと、範囲を1回通り網羅的に解くことを重視したアウトプット式の勉強法でした。子どもに問題を解かせて、親は丸付けをするだけという関わり方でした。
変更後の勉強法
小4の9月からは算数だけは親が介入するようにしました。
- 予習シリーズの「類題」を1から順番に一緒に解法を確認しながら解く
- 予習シリーズの「基本問題」と「練習問題」を解く(間違った問題番号には×をつけておく)
- ②で間違えた問題をもう1度解く
- 演習問題集の「基本」と「練習」を解く(間違った問題番号には×をつけておく)
- ④で間違えた問題をもう1度解く
ポイントは、基本を重視し、演習問題集の「実戦演習」や「最難関問題集」などの応用問題をある意味捨てていることです。前は広く浅く勉強してしまっていました。もちろん理想は”広く深く”です。でもうちの子には現時点でこれ以上の勉強量を強いるのは難しいです。ガミガミ言うのも嫌だし、子どももやる気を失ってしまいます。息子が好きな教科でもあるから、算数はとにかく楽しんでほしい。きっとトップレベルの子たちはものすごい勉強時間をかけて、隅から隅まで繰り返し演習できているのだと思いますが、うちの子に欲張るのはやめました。とにかく今は基本がきっちり理解できていればOK。基本練習は、応用よりも〇が増えるので、本人としても達成感があります。
一方で、息子は基本的な問題よりも最難関問題集に載っているような問題にチャレンジする方が好きです。計算問題や漢字練習は大嫌いなタイプ。なので、最難関問題集は、「やりたいときにやりたい問題だけ自由にどうぞ!」、親としては聞かれたときは一緒に見るけれど解きなおしまで付き合ったりはしていません。勉強という感覚ではなく、謎解きゲーム感覚で本人がたまにやるものという位置づけになっています。もちろん授業で何問かはやっているみたいです。ただ、困るのは組分けテスト前も基本をおろそかにして難しい問題の方を解きたがることです。基本ができていれば問題ないのですが、基本をおざなりにして面白そうな難問コースに挑んで、解けた!解けなかった!で満足して終わっているので、今の基本と練習を重視した勉強法に変えました。
そうはいっても、組分けテストの後ろの大問は正答率1桁の難問もあります。この勉強法では対応できないのでは?と心配になります。そう思って、以前は最難関問題集や実戦問題集の方に手を伸ばしていました。でも、基本と練習がしっかりできていれば、意外と最後の難問にも対応できる確率が上がることが分かりました。武器(基礎)をちゃんと持たせてあげれば意外と応用は自分でやるということに気が付きました。
まとめ
息子の勉強時間と算数の勉強法の変化について書いてきました。ルールを変えた後、勉強時間が増え、成績もアップしました。以前は問題数をこなすことを重視していましたが、基本的な問題に焦点を当てた勉強法に変えました。その結果、成績もアップしたし、難問にも対応できるようになりました。
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