前回記事で書いた通り、塾選びの際には徹底リサーチ&徹底比較し、上の子は小3から早稲田アカデミーに通っています。
今は通塾3年目に突入です。
子どもによって、最適な塾は違うと思います。
我が家の場合は、子どもの性格や家庭の状況に早稲田アカデミーが合っていましたが、下の子には違う塾が合っていると思います。
早稲田アカデミーが、うちの子に合っていると感じた4つのポイントについて紹介したいと思います。
早稲アカに決めた4つのポイント
- 先生が息子の顔を覚えてくれる塾であること!
- クラス変動が適度にあること!
- ZOOMなどのオンライン授業があること!
- 受験に関する情報やアドバイスを親にくれること!
1.先生が息子の顔を覚えてくれる塾であること!
うちの子は、引っ込み思案&人見知りで、授業中に積極的に手を挙げて質問するタイプではないので、先生の方が気にかけてくれてクラスになじませてくれることを期待していました。早稲アカは基本的には私語禁止ですが、メリハリをつけて楽しいクラスづくりの肝は、やはり先生です。子どものキャラを見抜いて授業を盛り上げ、塾を楽しい!と感じるようにしてくれているのは先生の手腕だと思います。先生も全員の顔と名前を憶えていてアットホームでありながら、早稲アカでは小4からは先生が生徒を苗字を呼び捨てで呼び叱るときはビシッと叱ってくれるので(体育会系と呼ばれる由縁?)、うまく緊張感を保ってくれていると思います。
2.クラス変動が適度にあること!
うちの子は人見知りです。家ではよく喋るし、仲良くなるとそうでもないのですが、初対面ではかなりの長期間、貝になります(笑) 小学校に入学して初めて友達と会話したのは入学後1か月以上経ってから、早稲アカでもずっと同じクラスのメンバーと打ち解けるのに1年かかりました。先生からは「小4になってキャラが変わりました?」と言われましたが、違うんです、1年かけてやっと本当の自分を出せたのです…^^;
これで毎月のようにクラスが変わってしまっては、6年生まで貝状態です。
それでもいいんです。でも、打ち解けた今の息子を見ているとやっぱり楽しそうです。クラスの堅い絆を感じます(もちろん、クラスを移ってきた子も温かく迎え入れています)
当初、うちの子だけクラスでまったく会話に参加していないことを気にして聞いてみると、「別に平気。塾に友達つくりに行ってるわけじゃないし。」と言ってのけていましたが、今は本当に塾が楽しいみたいで、みんなと同じクラスでいたい!というのも勉強を頑張るモチベーションになっているようです。
ただ、だからといってクラス変動がまったくないと、テストをがんばるための目の前の目標が設定しにくいので、早稲アカのルール(2回連続で基準以下だとクラスdown、1回でも基準を超えればクラスup)はちょうど良いと感じています。
3.ZOOMなどのオンライン授業があること!
早稲アカDUALという制度があり、「対面授業」とオンライン「双方向Web授業」を自由に選べます。しかも、授業が始まる時間の直前まで! 理由も問われないので、ちょっと疲れてるなぁとか、学級閉鎖で塾に行けないとか、親の送り迎えの都合とか、帰省した実家からとか、本当に助かっています。おかげで授業を休んだことは1度もありません。音質はちょっと難ありですが、それでも授業の内容はなんとか分かります。親も横で授業を見ることができます。だから、1に書いたように授業の様子が分かるのです。
オンラインがあると、塾に行かなくなるのでは?と最初は心配もしましたが、やっぱり対面の方が断然楽しいらしく、友達とも会えるので、基本は子どもも塾に行きたがります。9割以上は対面で受けています。
授業中に使う確認テストや計算テストは早稲アカonlineでダウンロードできますし、先生が画面に映してくれます。授業動画が四谷大塚の予習ナビで受講できるので、小3の初めに復習で理社を見たことはありますが、やっぱり生の授業とは全然違うらしく、うちの子はなかなか見てくれません。ですから、休まずにリアルタイムで授業を受け続ける!これが我が家の目標です。
それに、大事な受験時期に、風邪を引いているのに無理して塾に来てしまう下級生も減るのでとても良いと思います。
4.受験に関する情報やアドバイスを親にくれること!
夫婦ともに田舎出身。中学受験経験もなければ、関東の学校事情も知らず、今回が長子の受験なので、中学受験に関する情報や志望校選びの際の助言が欲しいというのが要望として強くありました。早稲アカは保護者会も頻繁にありますし、個人面談が年に2回、学習スケジュールに関する相談ができる任意の面談が年に1回あるので非常に手厚いです。また、小6になると、過去問演習プランは一人一人オーダーメイドで担任が作ってくれるし、受験プランも9~12月の4か月間の合否判定テストの結果に基づいて一緒に作ってくれるそうです。とても頼もしいです。
早稲アカに入ってみて良かったポイント(メリット)
面談や保護者会での情報が助かる
面談で子どもに合いそうな学校を提案してくれたり、塾での子どもの様子を教えてくれるのは期待通りですが、期待以上だったのが校長先生の洞察力。子どもの性格を見抜いて、的確なアドバイスをくれます。
例えば、入塾の時は、
とか、
とか、
とか。
ちょっと怖気づくくらいの洞察と的確なアドバイスをくれます。どこで言われるかというと、入塾テストの結果通知の電話やスケジュール面談にて。
見た目は違うけれど、漫画「2月の勝者」の黒木先生のような雰囲気です・・・
アンケートを定期的に行っていて、サービス改善をしっかり行っている
授業の満足度を半期に一度?くらい、回答するまで求められる(笑)
先生にとっては戦々恐々だと思いますが、しっかり品質を維持しようとしている感じがします。
学校もこういう評価を取り入れればいいのに・・・
事務室の応対が良い
これは校舎によるかもしれませんが、少なくともうちの校舎は、事務の方みんな挨拶がハキハキしていて声が大きく笑顔です。
なんとなく塾の方針か校長の方針が行き届いているせいな気がします。
だから、生徒たちも自然と事務室に入るときはきちんと挨拶をしている気がします。こういうところがキビキビしていて、体育会系っぽいとは思いますが、私は良いと思います。
早稲アカに入るまで心配だったポイント
体育会系で吉と出るか凶と出るか
実は一番心配したところがここです^^;
子どもが人見知り&内気なので、気圧されてしまうのではないかと心配しました。
キャラの違いについていけなくなるのではないかと。
でも、うちの子はけっこうものぐさでダラダラするタイプでもあるので、これくらいのキビキビ感はちょうどよいです。
体育会系だと感じるポイントは、
・授業中は私語禁止。(でも先生はメリハリをつけて雑談タイムもつくってくれています。)
・小4以上は苗字を呼び捨てにする。男女問わず。
・授業の最初に点呼を取る。
・授業の最初と最後に起立・礼できちんと挨拶をする。(他の塾もそうなのか知りませんが・・・)
・先生は叱るときはきちんと叱る(親がzoomで聞いている前でもちゃんと厳しく怒ってくれる)
・夏合宿は行きのバスの中から帰ってくるまで、基本合格ハチマキをつける!これがいちばん体育会系っぽい!でも普段はハチマキはつけてないです^^;
うちの子はハチマキは嫌がるかと思いきや、合宿が楽しかったこともあって、思い出として大事に取っていて、時々家でも巻いてます(笑)
合宿では、帰るときに先生や生徒同士でサインしあったりする子もいるらしいです。そういう存在のアイテムのようです。
通塾手段
最寄り駅ではないため、バスか電車で通う必要があります。小2の終わりからだったので、通塾が心配でした。
行きは一人で行ってもらって、帰りはお迎えに行っていますが、キッズ携帯を持たせて通わせています。
間違えて快速電車に乗ってしまったり、一度だけ帰りをバスにしたら乗り過ごしてしまったことがありましたが、キッズ携帯で連絡があって、自力でなんとかしてくれました。
早稲アカのちょっとしんどいポイント(デメリット)
テストが多い
テストの会社である四谷大塚の傘下なので仕方ないかもしれませんが、テストが多い…。2週間に1回のカリキュラムテスト(通称カリテ)、5週間に1回の組分けテスト、公開実力テストが年に数回(小4の場合は、全国統一小学生テスト年2回、トップレベル模試年2回、志望校判定テスト1回)
公開実力テストは任意なのですが、ほとんどの子が受けていますし、志望校判定は組分けに影響したり、トップレベル模試もNNジュニア開成/桜蔭の資格認定にも関わっているようです。
特に5週に1回の組分けテストは毎回外部会場、その都度場所が変わります。
カリテは復習の良い機会になるし、組分けも外部会場での受験慣れに良いのですが、なかなかしんどいです。
金額がかさむ。料金が高い…
授業料(月謝)に加えて毎月のテスト代、季節講習費、教材費がばかになりません。カリキュラムテスト代は別料金です。
・カリテ 4,400円/月。(月2回程度)
・年会費の月賦 2,900円/月
・教材費 (例:小4下期は約3万円)
・公開実力テスト系(志望校判定テスト:5,280円、全国統一小学生テスト・冬期学力診断テスト・トップレベル模試は無料)
・オプションコース 小5:NNジュニア 月1回9,700円、小6:NN志望校別 月2回24,100円
・季節講習(任意だけどほぼみんな受ける) 春期、夏期、冬期 小5・6は小学特訓も。
・夏合宿(任意) 小4で3泊4日 塾生早期割引で78,000円
月謝に加えて最低でも月に1万円はプラスで費用がかかります。6年生が恐ろしいです。
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