2024年6月9日(日)に小5の組分けテスト第3回がありました。
今回は、夏期講習や夏期集中特訓のクラス分けにも影響するので、息子も張り切っていました。ただ、たぶん夏期講習は6月、7月の組分けで決まり、夏期集中特訓(NNジュニアの受講資格)は「5月(4月組分けテスト後のクラス)・6月・7月・夏期講習会のいずれかでSSクラスに在籍している方」と書かれていたので、おそらく4月の組分けが良かったのでNNジュニアの受講資格は得られていると思うのですが、せっかく張り切っていたのでだまっていました(笑)
しかも、組分けテストの前の週の授業が休講だったので、勉強する時間は十分にある・・・が、結局やっぱりやりませんでしたね^^;というかむしろ前回(4月)より、圧倒的に勉強量が少なかったです。気持ちだけ張り切っていたけれど、勉強量には反映されなかったw
結果はもちろんそれを反映して、前回より成績が下がってしまいましたが、なんとかSS1基準(上位1000番以内)に入ることができました。
テストが終わった瞬間の息子の手ごたえは、「算数はできたけど、理科がまじ死んだ!今回はまじでやばい。30点とかもありえる。SS1は無理。」とのことでした。理科の事前の対策テストの出来はよかったと言っていたので、問題が難しかったのかな?と感じました。
ふたを開けてみると、たしかに理科の得点は前回より20点以上下がっていましたが、平均点も45点でしたので、偏差値はとしてはそこまで低くありませんでした。特に下がったのは国語で、偏差値で言うと15くらい下がっていました。前回が逆に良すぎたとも言えます。国語の勉強はいつもほとんどしていないので、算数が取れていたことを考えると、今回は勉強時間が減ったから成績が下がったとは一概に言えないようです。ですので、今回は国語について分析してみよう!と思います。そして国語を安定させるにはどうすればよいか考えてみたいと思います。
月曜日の塾に行く直前に組分けの結果を息子と一緒に見たのですが、結果を見た瞬間、「っっしゃー!よかった~!今日はクラスのみんなにさよなら言うつもりだったんだよ~(リーチではないのだが、夏期講習のクラスが今回で決まるとなぜか思い込んでいるため)」と言っていました。息子にとってSS1の仲間たちと離れたくないというのが一番のモチベーションなのです。クラス落ちの危機(リーチ)は過去2回ありましたが、小3から今までなんとかSS1(小3のときは3J1)にくらいついてきたので、長い子とは2年以上同じクラスなわけです。去年の夏期合宿以降、急に絆を深め、今では唯一無二の仲間となっているようで、彼らと同じクラスでいたいというのがめちゃくちゃ強い動機になっています。トップの子たちの志望校を聞いて、「自分もそういうレベルのところに行きたい」と、受験を始めたときの志望校(近くの学校)からぐんと目標も上げました。親に言われるのではなく、自分から行きたい!と思える学校があるのは何よりも受験の動機付けになるので、そこまで「行きたい!」と思える学校ができたのは仲間たちのおかげだなと思います。そういう意味でもクラス変動が少なく、先生と生徒とクラスの一体感がある早稲アカにしてよかったなと思います。
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試験概要
公開組分けテスト|中学受験の四谷大塚 (yotsuyaotsuka.com)
実施日:2024年6月9日(日)
対象:小学5年生
受験料:4,400円(税込)/ 1回分(4・3・2教科とも)
試験教科・試験時間・配点:
4教科(算国理社)/3教科(算国理)/ 2教科(算国)
算数(50分・200点)・国語(50分・150点)・理科・社会(各35分・各100点) 550点満点
試験範囲:予習シリーズ5年上巻 第11回~第15回を中心に出題
試験の難易度
コベツバさんの分析も出ています。
【速報】四谷大塚5年生 第3回公開組分けテスト 対策・平均点・算数動画解説・難易度分析(24年6月9日実施)│中学受験コベツバ (kobetsuba.jp)
算数の例年の平均点は98.3点。今回の平均点は、113.4点ですので、やや易しかったようです。偏差値60ラインも、例年が135.7~138.3点なのに対し、今回は150~153点です。大問7番・8番が応用問題で難関校志望者向けの手強い問題だったようです。息子は大問6番までを落としていなかったので、計算ミスをしなかったことを喜んでいましたし、私もそこを一番ホメました。難しい問題が解けることもすごいことだけれど、解けるはずの問題をきっちり解くことがどれだけ受験の時に救ってくれることか。
4教科でいうと、例年の平均点が290点で、今回が293.6点なので、平均するとほぼ同等。算数・国語の平均点が高めで、理科が下がって、平均すると同じという感じですね。
- 4教科の平均点:293.6点(例年290.0点)
- 各教科の平均点:算数(113.4点)、国語(77.2点)、理科(44.6点)、社会(57.4点)
- 正答率が25%以下の問題の配点割合:算数(32点)、国語(15点)、理科(20点)、社会(4点)
前回の第2回組分けテスト(4/28)はこうでした。
- 4教科の平均点:292.6点
- 各教科の平均点:算数(100.6点)、国語(72.3点)、理科(58.3点)、社会(60.2点)
- 正答率が25%以下の問題の配点割合:算数(48点)、国語(31点)、理科(21点)、社会(2点)
正答率を25%以下で区切って出しているのは、偏差値65の壁が25%だからです。
平均点は、前述の通り、国語算数がアップで、理科社会がダウンです。
試験問題の内容
算数 50分、200点満点
1⃣ 計算問題 3問
2⃣ 1行問題 8問 ※おおむね1~3行の問題文で出題され、単純な解法を用いて解ける問題 (うち4問が前回範囲)
3⃣ 立体図形の問題・水量と水深
4⃣ 場合の数の問題・ならべ方、組み合わせ方
5⃣ 平面図形の問題・円の転がり(前回範囲)
6⃣ 速さの問題・速さとグラフ
7⃣ 場合の数の問題・ぬり分け
8⃣ 立体図形の問題・水深変化とグラフ
今回もきっちり、28%が前回範囲(予習シリーズ第6回~第10回)から出題されています。そして、最近分析し始めるまで気づきませんでしたが、組分けテストは前々回範囲(今回で言うと第1回)までは出ないようですね。
2⃣の前回範囲からは、濃さ(6回)・売買損益(7回)・多角形の回転・転がり移動(8回)・円の回転・転がり移動(9回)からきっちり1問ずつでています。3⃣~8⃣のうちの大問1つが前回範囲から出されるというパターンのようです。
今回、勉強するときは前回範囲の第10回の問題を一通り解くということをしたのですが、とりあえずはそれくらいで良さそうです(ニガテがあれば徹底克服する必要がありますが)。
国語 50分、150点満点
1⃣ 漢字の書き取り 10問
2⃣ 言語知識問題 16問
3⃣ 随筆文
4⃣ 随筆文
理科 35分、100点満点
1⃣ 小問集合(すべて前回の範囲)
2⃣ 植物の成長(第11回)
3⃣ 水溶液の濃さ(第12回)
4⃣ 物の運動(第13回)
5⃣ 太陽系の天体(第14回)
1⃣つまり10点(1割)が前回範囲からの出題です。
社会 35分、100点満点
1⃣ 2⃣ 今回の範囲(九州地方・中国・四国地方・近畿地方・中部地方)のミックス問題
3⃣ 公害と環境問題(第6回)4問 8点
結びつく人・もの・情報(第7回) 4問 8点
日本と世界の結びつき(第8回) 4問 8点
日本のすがた(第9回) 1問 3問 6点
3⃣つまり30点(3割)が前回範囲からの出題です。
分析
今回、大きく下がってしまった国語。物語文が得意な息子にとって、随筆文は苦手だったようです。
小4の第1回から今までの国語の偏差値の変化です。やっぱりこう見ても、前回が良すぎたみたいですね。
漢字、知識問題、読解(選択肢)、読解(記述)の正答率を過去3回分調べてみました。
良かった第2回と悪かった第3回を比べてみると、やはり配点の大きい後半の読解部分の得点率、中でも記述以外の問題での得点率に差があることが分かります。
記述が苦手だから、対策しなければ・・・と思っていましたが、まずその前にやることがありそうです。
漢字や知識問題は今のままで放置しておいてもとりあえずはよさそうです。