理社の成績が安定した勉強法とは?我が子に効果的だった方法

以前の記事で、こう書きました。↓

うちの子の場合、かつては理社の乱高下がひどかったのですが(特に理科の)、ある時から思い切って勉強方法を変えたことで一気に成績が安定するようになりました。それについてもそのうち書きたいと思います。

2024/1/14(日)小4志望校判定テスト – 早稲アカ中学受験日記 (waseaka-chuugakujyuken-nikki.top)

今日は、うちの子が理社の勉強法を変えてうまくいった話について書きたいと思います。

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理社の勉強をどう捉えるか?

2週間に1回のカリキュラムテスト(カリテ)前や、組分けテスト前には、所定の範囲の理科と社会の復習をすることになります。同じような内容が小3から何度も繰り返し出てくるとはいえ、スパイラルアップした内容になるので、1回1回のカリキュラムテスト(小3のときはマンスリーテスト)ごとにこまめに復習することが大切と考えています。ただ・・・算数を重視すると理社はどうしても後回しに。時間切れになってほとんど勉強せずにテストを迎えることも。

しかも、勉強した時間の割に点数につながらないような気もして、やっぱり算数に時間を使ってしまいがちです。私の手が回らず、見てあげられるのも算数が精いっぱい。理社は自分でがんばってもらうしかない教科だとあきらめてもいます。

でも、組分けなどでクラスをキープするには、やはり理社が安定していることは非常に重要です。国語算数は、計算ミスや問題との相性もあってどうしても点数が揺らぐので、そういうときに理社が安定して8~9割取れていると救ってくれますし、心の安定にもつながります(笑)

理社は、ある程度は「やればできる!努力を裏切らない教科」なのです!(90点→100点を目指すところは難しいですけどね)。成績の安定、子どもの自尊心の安定、やる気の安定にもつながるので、まずは理社を安定させてから算数に力を入れよう!と思っています(国語まで手が伸ばせていません…)。

我が子の理社の成績の変遷

小3マンスリーからの理社の偏差値の変遷です。途中、病気で休んだテストもありますが、トレンドとしてはこんな感じです。

途中からだんだん安定したのがお分かりいただけるでしょうか?最初が不安定すぎ、とも言えますが^^;

国語算数は勉強をがんばってもがんばらなくてもあまり安定しません。

勉強法をどう変えたか

理社の成績を安定させるために我が家が試した方法は、「アウトプット式からインプット式に変更した」!

ただそれだけです。最初は、さらっとテキストを読んでひたすら問題を解くという勉強をしていたのです。ただ、途中で気づいた…うちの子は、内容を咀嚼(もぐもぐかみかみしてごっくんするまで)にやや時間がかかるが、咀嚼したあとは忘れにくい。問題数だけこなしても(断片的にインプットしても)、あまり覚えない。

途中から、問題数をこなすのはあきらめて、とにかくテキストを読んで読んで読みまくる方法に変更。自分もそうなのですが、テキストを写真を撮るように脳に入れて配置でなんとなく覚えたり、ストーリーとして覚えた方が覚えられるのです。予習シリーズはせっかくのオールカラーです。一方、問題集は白黒です。

しかもテキストを読むだけなら、私が丸付けなどを手伝わなくても自分でできる。組分け前の1週間はとにかくテキストを読んでおき、テスト直前に、”要点チェック”や”まとめてみよう”で確認すれば、問題を解く勉強をほとんどしなくても、ある程度は点数が取れるということに気が付いたのです。

インプットが大事って、そんなのあたりまえじゃない?と思われるかもしれませんが、うちは最初は問題数をこなすのが(アウトプットを増やすのが)勉強だと勘違いしてしまっていました^^;

勉強法を変えてから、成績が安定したのは先の通りで、今のところはこれでうまくいっています。理科の計算問題が増えてきたので、ずっとこのままではいけないとは思いますが、まずはテキストをしっかり読む!これが原則であることは変わらないですね。

コメンテーターの山口真由さん(東大法学部卒、ハーバード・ロー・スクール修了、東大大学院卒)が、学ぶべき内容が詳細にカバーされた網羅性が高い1冊の本を繰り返し読むことで記憶に定着させるのが基本、とおっしゃていました。同じ本を「7回読む」。7回読めれば大体の内容は頭に入るとのこと。そんなの丸暗記だ!詰込みだ!という批判もあるかもしれませんが、理社は暗記が中心なので仕方ありません。基本を頭に入れてからこそ応用ができると思うのです。もちろん、息子は7回も読んでいません。せいぜい2~3回です。

最速で確実に結果がついてくる「7回読み」勉強法——東大首席卒・NY州弁護士 山口真由さんインタビュー【第1回】 – STUDY HACKER(スタディーハッカー)|社会人の勉強法&英語学習

まとめ

理科と社会は、覚えることが多いので定期テストごとにこまめに復習することが重要な教科だと考えています。算数に比べて後回しにしがちですが、成績の安定や自尊心の向上には重要であり、うちの子の場合は、アウトプットよりもインプットに重点を置く勉強法で成績が安定しました。

前回の組分けテストについての記事はこちら↓

2024/4/28(日)小5組分けテスト第2回

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